第2話 両親の反対と暮らしの整え

猫のこと

🐾 出会った瞬間の希望

前回、ペットショップで出会ったサイベリアンの男の子。
20分間抱っこしてもアレルギー症状が出なかったことが、私の心に大きな希望を灯しました。
「この子しかいない」──そう思うほど強く心が揺れて、その場で即決する気持ちもありました。
でも、感情だけで動かないように、一旦気持ちを落ち着けるために帰宅することにしました。


🛋️ 暮らしを見つめ直した時間

帰ってすぐに部屋の片付けを始めようと思いました。
今の自宅の状況は猫にとって快適に過ごせる環境ではなかったからです。

ソファの配置を換えて、「猫が来るなら、ゲージはここだな」とスペースまで整えました。
この時点で、気持ちの中ではもう「迎える準備」が始まっていたんだと思います。


🗣️ 両親の反対──理解と痛み

猫を飼っていた経験がある両親に相談すると、強く反対されました。

  • 金銭面の不安
  • 私自身の猫アレルギー
  • 新築マンションを傷つける可能性

「絶対にやめた方がいい」という言葉は真っ直ぐで重たく、胸の奥がじわっと痛くなりました。
でも、それでも──気持ちは止まりませんでした。


💡 暮らしの優先順位を見直す

私は考えました。
ネイルサロンの頻度を減らせば支出も抑えられる。
猫がいる暮らしなら、自然と外食やレジャーも減るかもしれない。
今まで“あたりまえ”に使っていたお金や時間を見直せば、猫との生活は実現できるのでは──?


🌿 決意と整える日々

「飼えない」と言われた日が、
実は私の中で「やっぱり飼いたい」と強く思えた日だったのかもしれません。

暮らしを整えるというのは、
ただの片付けや節約じゃなくて、自分自身と夢との距離を、少しずつ近づける作業。

この先にもきっと壁はあると思います。
でも私は、この子との未来を信じて、生活を整えたいと思います。

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